エステサロン業界での最適なタイミングは？美容に関するプロテイン摂取法

そもそもプロテインには本当に美容効果が期待できるのか、不安に感じている方もいるはずです。
まずはプロテインの美容効果から解説していきましょう。

 

①肌のトラブルを改善効果が期待できる

人間の皮膚は主に表皮と真皮、皮下組織によって構成されています。
この中でも特に美肌をキープする上で重要となってくるのが、真皮です。
真皮を占める成分の大半はコラーゲンであり、コラーゲンが不足してしまうと肌のハリや弾力が失われ、シワが増えてしまう可能性もあります。

そのため、プロテインを飲むことでアミノ酸を効率的に摂取できるようになり、コラーゲンの合成にも役立ちます。

②髪質のトラブル改善にも役立つ

髪の毛もケラチンと呼ばれるたんぱく質によって構成されています。
たんぱく質が不足してしまった場合、髪質にも影響を与え、枝毛や切れ毛、薄毛などのトラブルを起こしてしまう可能性があります。

 

 

 

プロテインの美容効果を最大限に引き出すためには、飲むタイミングにも注目してみましょう。
プロテインの摂取におすすめなのは、以下のタイミングです。

①朝食の時間

睡眠時には体内にたんぱく質が供給されないことから、たんぱく質が不足している状態になっています。
もしこのままたんぱく質不足を放置してしまうと、筋肉の分解が進んでいき、筋肉量も低下してしまうでしょう。
筋肉量が減れば基礎代謝量も減ってしまい、痩せにくい体質になってしまう可能性も高いです。
朝食の時間帯にプロテインを飲むと、効率的に不足したたんぱく質を補うことができます。
朝食をとる時間がない人や、炭水化物だけになりがちな人は、特にプロテインを活用してたんぱく質を補給しておきましょう。

 

②間食

間食の時間帯になると、つい小腹が減ってしまいお菓子に手が伸びてしまうものです。
しかし、このお菓子をプロテインに置き換えることで美容効果を得られるようになります。
お菓子は糖質や脂質が多くなりがちですが、プロテインに置き換えることで本来食べていた糖質・脂質分をカットできます。
しかも、プロテインの中には体内にゆっくりと吸収していくものもあり、腹持ちが良くなるので間食の置き換えとして最適です。
糖質はとりすぎてしまうと体内でたんぱく質や脂肪と結びついてしまい、糖化反応を引き起こす可能性があります。
糖化反応はメイラード反応とも呼ばれ、シワやたるみ、シミ・くすみ、肌荒れなどの原因にもなってしまいます。
美容を考えるなら糖質のとりすぎを抑えるためにも、間食をプロテインに置き換えるのがおすすめです。

 

③運動する前後

 

運動する前後にプロテインを摂取しておくのもおすすめです。
運動前と運動後では、プロテインの効果も若干異なります。
運動前にプロテインを摂取した場合、運動中に体内で減ってしまうたんぱく質を事前に補っておくことができます。
また、運動中に筋肉の回復をサポートしてくれるのも嬉しいメリットです。
運動後にプロテインを摂取した場合、運動したことで傷ついた筋肉を修復してくれます。
さらに筋肉量の低下も抑えられる効果が期待できるでしょう。
どのタイミングで飲むか迷ったら、運動する時間によって選んでみてください。
例えば1時間以上の長い時間運動をする場合は、運動前に飲むのがおすすめです。
なお、運動後にプロテインを飲む場合、運動をしてから45分以内は筋肉へのアミノ酸を運ぶ量がアップするゴールデンタイムになります。
筋肉量を増やしたい、または低下させたくない人は必ず45分以内にプロテインを飲むようにしましょう。

 

④就寝前

就寝する前も実はプロテインを飲むのにおすすめのタイミングです。
就寝前に飲んだ方が良い理由として、成長ホルモンが挙げられます。
成長ホルモンは寝ている間に分泌され、たんぱく質の吸収を促してくれます。
そのため、就寝前にプロテインを飲んでおくと、筋肉にたくさんたんぱく質を運んでくれるようになるのです。
特にボディメイクを目指している方は、就寝前にプロテインを飲むようにすると良いでしょう。
ちなみに、いくら寝る前に飲んだ方が良いといっても、寝る直前は胃に負担をかけてしまうのでよくありません。
就寝前にプロテインを飲むなら、寝る30分～1時間前に飲むと良いでしょう。

美容効果を高めるためにプロテインを摂取するなら、飲むタイミング以外にも気を付けておきたいポイントがあります。
どのようなポイントに気を付けるべきか、解説していきましょう。

 

✅なるべく植物性のプロテインを選ぶこと

プロテインは動物性と植物性の2種類に大きく分類できます。
動物性は牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテイン、

植物性は大豆由来のソイプロテインが該当します。
動物性のプロテインはアミノ酸スコアが優秀で、

体内では合成できない必須アミノ酸もバランス良く含まれています。

一方、植物性のプロテインは体への吸収が緩やかなのが特徴です。

種類によってはアミノ酸スコアが動物性より劣ってしまうケースもありますが、

大豆由来のソイプロテインならアミノ酸スコアは100なので問題なく摂取できるでしょう。

どちらもたんぱく質を摂取するのに問題ありませんが、美容効果を期待するなら植物性のプロテイン、特に大豆由来のソイプロテインを選ぶのがおすすめです。

ソイプロテインならイソフラボンも含まれており、女性ホルモンのバランスも整えてくれます。

 

 

プロテインを飲むことで美容効果が期待できますが、より高い美容効果を目指すならビタミン類と一緒に摂取するのがおすすめです。
ビタミン類の中でも特におすすめしたいのが、A・B2・B6・C・Eです。
ビタミンAは皮脂の分泌量や肌のターンオーバーを正常化する働きが期待できます。
また、肌のうるおいを保つのに欠かせないヒアルロン酸・エラスチンの産生も促してくれるでしょう。
ビタミンB2とB6はたんぱく質の吸収率を高めてくれるビタミンです。
肌のターンオーバーの活性化や、ニキビ・毛穴の開きなどの肌トラブルの解消にも効果が期待できます。
ビタミンCはたんぱく質と一緒に摂取することで、コラーゲンの生成に役立ちます。
ビタミンEは抗酸化作用・抗炎症作用を持っており、肌トラブルの改善だけでなくアンチエイジングにも効果的です。
このように、ビタミン類も一緒にプロテインと摂取することで、美容効果を高めていきましょう。